俺の名は炎(エン)。ごく普通の悪魔狩人——のはずだった。
だがある日、遺跡で出会ったのは、紅髪の少女……いや、"人界に堕ちた悪魔"・カルマだった。
「父を探しているの。あなたの中に“力”が残っている」
そう告げられた瞬間から、俺の日常は崩壊した。
彼女が持つ“魔刃”、俺の中に眠る「女神の力」、そして魔獣が蠢く戦場。
正反対の存在である俺と彼女は、なぜか共に戦う運命に巻き込まれていく。
符紋が輝く小さな魔獣、咆哮する遺跡の主、そして絡み合う陰謀の糸——
明かされる過去は、希望か、絶望か?
すれ違いながらも近づいていく心と心、そして避けられぬ選択とは……?
【悪魔
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狩人】が織りなす、異種契約ファンタジー開幕!