伯爵令嬢ロゼッタは、幼い頃から“呪われた物”が見えてしまう少女だった。
その力のせいで他国に修行に出され、呪物鑑定士の資格を取ったものの、ある出来事をきっかけに、その仕事からは距離を置いている。
そんな彼女のもとに現れたのは、城の異変に悩むユーリ王子。
「城の様子がおかしいから助けてほしい」と、半ば強引に城へ連れて行かれてしまう。
城の中は、重苦しい空気と不気味な気配でいっぱい。
呪われた剣、正体不明の怪異、体調を崩す人々。
一方のユーリ王子は、何も感じないほど鈍感で、呪いの存在にも気づかない。
呪物鑑定士のロゼッタと鈍感王子のユーリの二人の物語です。