フリーターの三好は何事にも打ち込めず、空虚な日々を過ごしていた。
ある日、彼はゲームのテストプレイのバイトを発見する。
資格、年齢、性別、職歴いずれも問わず。
期間は一週間の泊まり込み。
毎日三食の食事付き(無料)
給与は最低百万円から。
その他働きに応じた手当あり。
都合の良すぎる条件を怪しむ三好であったが、価値のない人生に辟易していたこともあり、軽い気持ちでテストプレイに応募する。
その後、三好は無事に採用されて孤島へと移送される。
テストプレイするゲームは、最新のVR機器を使ったリアルイベント『トゥルー・ライフ・クエスト』だった。
絶好の孤島を舞台にプレーヤーはフィールドを探索し、ラスボスの魔王を倒すとゲームクリアとなる。
ゲーム中に登場するNPCはすべてVR技術で表現されており、まるでその場に実在するかのようにやり取りすることができる。
最新技術で作られたゲームに感動する三好は、他のプレーヤーを交流しつつゲームクリアを目指す。
当初、純粋にゲームを楽しんでいたが、死体を発見したところから状況が一変する。
進行役のAIの説明により『トゥルー・ライフ・クエスト』が参加者の殺し合いを前提にしたデスゲームであることが判明する。
システムで設定されたHPがゼロになると、VR機器から注入された薬剤がプレーヤーを死に至らしめる。
島から生還するには、ゲームが終了する一週間後まで死なずに過ごすしかなかった。
デスゲームという現実を突きつけられた三好は絶望するも、生き残るために戦うことを決意する。
一方、好戦的なプレーヤー達はPK(プレーヤーキル)による賞金ボーナスを目当てに行動を始める。
逃げ場のない孤島で、プレーヤー達は現実(リアル)と虚構(バーチャル)の両面を用いて殺し合いを繰り広げる。
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