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残業中にいきなり勇者召喚で異世界に喚ばれたものの、
授かった職業は戦闘スキルのない
「詩人」というハズレ枠だった。
宮廷魔導士に詠唱を試されるも失敗し、
「いらなくね?」と他の勇者候補たちに見放され、
わずかな銀貨と共に王宮から即座に追放されてしまう。
ワシの本性は小心者でビビりだが、
人前では重々しい口調でハッタリをかまし、
なんとか異世界を生き抜こうと決意する。
野宿で寒さに震える中、思わず口ずさんだ自作の詩が、
布団を温めるなど極めて生活に便利なショボい魔法
として発動することに気づく。
これが、この世界では失われた**「古代詩魔法」**
として認識されてしまうのだった。
街で出会ったのは、魔法学校の劣等生である少女リリア。
ワシはショボい魔法を「本気を出すと世界が吹き飛ぶから
十分の一に抑えておる」とハッタリで誤魔化し、
リリアに指導する。
すると、リリアはワシのハッタリ通りの大爆発級の
水魔法を発動!ワシの詠唱を「真理」と確信したリリアは、
古代詩派の弟子第一号となる。
リリアはワシを**「世間に正体を隠した孤高の大賢者」
だと深く誤解し、
自宅に連れ帰る。そこでワシは、
金欠を「清貧」と勘違いされ、
さらに自分の詩魔法で味付けしたスープが
「世界の均衡を司る革命の味変魔法**」として大評判になる。
この騒ぎの中、周囲の期待に応えようと使った変身の詩魔法が暴走し、ワシは美少女の姿で魔力切れを起こし倒れてしまう。
「美少女の姿」は超古代魔法の禁呪によって
不可逆な状態に固定。
リリアとチャラ執事セベスの暴走により、ワシは
「美少女の皮を被ったおっさん(中身はビビり)」として、
**「古代魔法の聖女」という仰々しい虚像を背負わされる。
逃げ場を失ったワシは、その勢いのまま、
次なる戦場「魔法学園」**へと向かうことを
決意するのだった――。
この作品には、Al生成の挿し絵、イラストがあります。
ご注意ください。
地の文がほとんどありません。作者迷走中……。
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