これは歴史の荒波に呑まれながらも藻掻き、突き進み続けた、残酷で儚く、そして絶望と狂気に満ち溢れた一人の男の物語。
警告:日常パートでは基本的に女性優位なので、登場キャラも女性が多いです。主人公は男性。
序幕(第一章~第六章)『狂気の目覚め』
序幕のあらすじ:平凡な少年シードは、少女フロルと共に将来は世界征服をすると誓いを打ち立てた。それから彼等は成長し、共に魔王という同じ立場になった。彼等は魔王となってからも『内乱』や『天魔大戦』を経て成長を続けていくのである。
第二幕(第七章~第十二章)「魔王の在り方」
第二幕のあらすじ:成長したシードは魔王として名を轟かせ、そして敵対する存在からは遂に『暴虐の魔王』と呼ばれるように。そんな彼の元に集うのはアザトースによって最初に生み出された様々な種族の始祖や堕天使。彼等は何を望むのか、そして何を思考するのか。
第三幕(第十三章~第?章)『争いと平和』
第三幕のあらすじ:偽りの神は争いを、暴虐の魔王は平和を。意見の異なる二人は満を持して遂にぶつかり合う。その過程で多くの生命がその命を燃やし、そして次々とその燈火を消していく。魔王はその美しい命のやり取りを眺めて笑い、そして目の前に広がる巨大な盤面に手持ちの駒を置くのであった。
第四幕(第?章~)『新たなる神の誕生』
不定期更新になると思いますがよろしくお願いします!カクヨムでも一応投稿中。