「……公爵、これ二重計上ですよ」
たったその一言が、王国を揺るがす大騒動の引き金になるなんて聞いてない。
僕はただ、楽して仕事を終わらせて、遊んでいたいだけ!
前世は、数千人の年末調整を処理中に憤死した社畜経理マン。
今世は、魔法もチートもない世界の、ただのぐうたら王子。
【ちょっと手を抜くつもりが、知らない間に人類史を爆速に発展させてしまう】
・妹に花冠を作りたいからと、クローバーを植えると、何故か農業改革が起こる
・妹と運動をしたいからと、フリスビーを作ると、何故か近代工業が爆誕
「面倒な仕事は、適当に終わらせてサボろう」そう思っていただけなのに
彼が「サボるための最善」を尽くすたび、国は太り、文明は進化し、世界は救われていく。
【500年後の歴史教科書の記述】
『彼は国を歴史から消し去った――史上最悪の愚帝である』
……それなのに未来では誤解が誤解を生み、国を滅ぼした愚帝と罵られている?
本人の意思と異なる方向に進む、不本意な「省エネ国家改革」コメディ、開幕!