学園一のモテ男、侯爵家嫡男のサイラスと、変人で学問一筋の子爵令嬢アデルの婚約が決まって学園は騒然とした。サイラスには恋人の男爵令嬢のイブリンがいたが、親からは愛人としてしか認めてもらえず、仕方なくアデルと結婚した。サイラスは結婚式の夜から愛人の元に向かい一週間帰ってこない。アデルはそれを予想しており、むしろ愛人であるイブリンのこれからを思いやる。正妻のアデル
vs.
愛人のイブリンの話し合いを、小さくなって見守るサイラス。主に堅物でまじめなアデルが、明後日の方向に気合を入れて、いびつな三角関係が進んでいく。最後はそれぞれに納得のいく人生を歩んでいくことになる、はず。