僕が辿り着いたのは、巨大な少女たちが暮らす世界だった。
大きさも、文化も、常識も……何もかもが違う。
最初は戸惑った。
自分が何者なのか、そして、なぜここにいるのか――僕には分からないことばかりだった。
それでも、彼女たちと出会い、一緒に過ごし、少しずつこの世界を知っていった。
楽しいこともある。困ることもある。
時には、自分の過去や、自分が何者なのかを考えさせられることもある。
そして、僕が知ったこの世界には、まだ知らないことがたくさん残っているらしい。
……まあ、せっかくここまで来たんだ。
もう少し、この世界を見てみようと思う。
これは、小さな人間の僕と、巨大な少女たちが紡いでいくSF物語――『重姫駆動』。