堀辺由太は、海外風俗を制覇した気高きレビュワーだ。
全財産を使った旅の集大成で、歌舞伎町にて最後の遊びに興じるが、プレイ中の"とある事故"によって窒息死してしまう。
死後、巨大な天国の門を前に戸惑っていると、一人の客引きに声をかけられる。曰く「この世界には異種族がおり、性的なサービスもある」らしい。
怪しい男の口車に乗せられ、ほいほいついて行ったのが運の尽き。彼を待ち受けていたのは、性風俗店での雑用という地獄の日々だった。
これは"英雄譚"ではない。欲望に忠実で情けない男が、異世界の片隅で泥臭く成り上がるだけの"風俗経営譚"である。
※直接的な性行為の描写はありません