エリス・ファインは日本人転生者。転生時に不老の体と菓子作りスキルを獲得。見た目は18歳程度で固定。芯が強いが根はオタク気質で好奇心旺盛。前世の知識あり。特にカフェ文化、心理学が役に立つ。
魔法と妖精が存在する中世ヨーロッパ風異世界アステリア王国の王都から少し離れた小さな港町セレーネでカフェティンクル・ウィスパーを経営中。
婚約者である侯爵子息からの唐突な婚約。破棄の理由は「あなたからは人生を共にする情熱が感じられない」という貴族社会では稀な、非常に曖昧で精神的なもの。
内心「やった!」と喜びながらも、慰謝料と次の生活の自由を得る。転生者である長年貴族の義務に縛られる生活に息苦しさを感じていた。不老の彼女にとって数十年で老いていく男性との結婚は常に重荷だった。
慰謝料と実家の援助で王都から遠く離れた港町セレーネにある、廃墟同然の小さな古い館を格安で購入する。