──お前はもし転生したら何になりたい?
寝不足社畜だった前世、親友の何気ないその質問に俺は迷いなくドラゴンと答えた。
「来世はたくさん寝てたくさん食べられるドラゴンになりたい!」
その数日後に過労死した俺は、まさかの異世界転生を果たしてドラゴンになった。
前世の記憶はなく、ひたすら本能の赴くまま、念願のぐうたらライフを謳歌する日々。
そんなある日、災厄阻止の使命を抱く勇者と出会い、自分が世界に災厄をもたらす存在かもしれないと知る。
このままではぐうたらどころではない。
俺は快適なぐうたらライフと災厄阻止のため、勇者と一緒に旅することにしたのだった。
※このドラゴンは後に人の姿を得ます。