【毎日1〜2話更新】
“紋崩れ”――それは、この世界で最も蔑まれる烙印。
不完全な紋章、あるいは紋章を持たない者は、捨てられ、売られ、時には殺される。
すべての人間は生まれながら神から紋章を授かり、強い紋章持ちが支配する世界。
異世界から転生してきた主人公は、胸の紋章が所々黒く潰れていたせいで、周囲から“紋崩れ”と誤認される。
価値無しの『ゴミ』として売られかけた彼だったが――
その“黒”は欠けではなかった。
正体は、誰も知らない超希少な紋章「黒紋」。
最弱の烙印を押された少年は、やがて紋狩りと神々の均衡を揺るがしていく。これは、底辺から始まる逆転冒険譚。