幼少期に母を亡くした真直。
直後に父は母の妹である叔母と結婚、すぐに妹ができ、真直はいらない子として迫害されて虐げられていた。
そんなある日、突然真直に舞い込んできた縁談の話。
しかも相手は名のある資産家でかなりの良縁。
「なぜ妹の麗ではなく自分に縁談の話を?」
訝しむと、聞こえてきたのは家族からの悪意。
というのも、真直には生まれつき悪意が聞こえる不思議な能力を持っていた。
それによると、どうも縁談相手は不治の病で余命いくばくもないらしい。
「未亡人にはなりたくない。けれど、この家から出られるのなら」
そう思い、真直はその縁談を受けることにする。
家族から虐げられていたものの、亡き母に言われた通りにまっすぐ前向きに生きることで新たな家族を得て幸せになる真直の結婚物語。