乙女ゲームの主人公だと知ったのは、4人の王子をバッドエンドに落とした一年後でした。
乙女ゲーム主人公としてあるまじき大失態。
自分が千年前に途絶えたとされる精霊魔法の使い手だったことをようやく自覚したスロースは、今度こそ奮闘を決意した。
「この私スロースが、城を去った王子殿下四名の〝精霊堕ち〟を責任持って浄化致します」
隠しキャラの第一王子エリアスと共に、闇堕ちした王子達救出へと動き出す。
恋愛を怠ったせいで最強だったと気付くのが遅すぎた魔法使いと、最強過ぎたせいで恋愛どころか人として情緒が色々おかしい長男の王子救出物語。