現代、人の人生の大きな要素となる能力。
それによって階級が決定される社会で、広人は無能力者だった。
悪魔、それは魔力を体内に有していて、魔力を用いて魔法を使う者である。
人と悪魔は対立していた。
そして幾度となく戦いが繰り広げられていた。
夜、広人は悪魔たちと出会った。
特別なことなどなく、この世界では至極当たり前の光景が、注意していれば避けられたが世界には当たり前に存在している光景が展開される。
無能力者という人間社会の能力階級における最下層に位置付けられている広人だが、全くの動揺がなかったが、そんな場面に偶然にも助けに入った少女がいた。
そうして少年は少女と出会った。
物語の慣例に従ってボーイミーツガールより描かれた世界で、広人はさらなる出会いを繰り返していく。
能力と魔法とその他もろもろによるバトルアクションと、ちょっぴり哲学チックな命題を交えた、あまりないかもしれないしありふれているかもしれないストーリー。