「お前の料理は泥の味だ」と婚約破棄され、雪山へ追放された聖女エリアナ。しかし、彼女の祝福は『不味いものを至高の味に変える』唯一無二の力だった。行き倒れた先は、食糧難に喘ぐ最強の軍事帝国。冷徹と恐れられる皇帝ゼフィロスにその腕を見込まれ、エリアナの木ベラが帝国の、そして世界の食卓を塗り替えていく。一方、彼女を捨てた王国は、味も実りも失い滅びの淵に立たされていた。
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