自衛隊の整備員をしていた藤原求は、退役を目前に控えた90式主力戦車とともに、異世界へ転移する。気付けば草原の丘の上、遠くの村から轟く悲鳴と爆音。村の上空には巨大な赤竜が暴れ、逃げ遅れた二人の少女が取り残されていた。
「市民を怪獣から守るのは自衛隊の伝統!」
モトムはすぐさま戦車に乗り込み、決意を固めた。
実使用されないまま役目を終えるはずだった主力戦車が、異世界で最強の<対竜兵器>へと変貌し、居場所を失いつつあった整備員の知識とスキルが、戦災孤児の少女たちを救う力となる。
――鉄と血と魔法が交錯する世界で、戦車と整備員の無双の鉄槌が炸裂する。
※カクヨムにも掲載している作品です。