人魚姫の“姉”に転生したミネルヴァは、妹が泡となって消える悲劇の結末を知っていた。
それを防ぐため、王子レオナルドを殺すことを決意する。
同盟を理由に外交として訪れたミネルヴァは王子のいる、王国アルカディアにやってくる。
まず最初に出会ったのは王子でも王でもなく、王子の婚約者と名乗る公爵令嬢だった。
ミネルヴァは公爵令嬢に目の敵にされてしまうが…
それに反して、王子はとても好意的だった。
そして王子は婚約者がいながらもミネルヴァに惹かれていく…
主人公は殺すはずの相手に揺らぎながらも、思惑を胸に――妹の悲劇が待つ“海”へと歩みを進めていく。