気がつけば、私は「如月
琴音(きさらぎ
ことね)」という地味な女子高生になっていた。
窓際の最後列、話しかけてくる人もいない。
……嘘でしょ!?
私はあの“悪名高き”令嬢・クラリッサ・ド・アルブレヒトだったはずでは!?
貴族としての誇り、気品、そして人を支配する力。
この地味な身体に収まるには少々手狭ですが……よろしい、ならば改革ですわ!
陰キャ?
ボソボソ声?
それが何?
私が微笑めば、生徒会長もヤンキーも膝をつくのよ!
カーストの頂点など、お茶会の準備と同じですわね。
「あなたたち、私の“臣下”にして差し上げますわ」
こうして、ひとりの陰キャ(元悪役令嬢)が学園を支配する物語が幕を開ける――!