誰かに見つかることも、注目されることもない。
そんな風にひっそりと生きてきた主人公――佐藤健二。
彼はかつて、報われないまま実家から追い出されたことで心に傷を負い、『喜び』の感情が欠落してしまっていた。
そんな健二を救ってくれたのが、「ありがとう」の言葉だった。
人に存在を気づかれづらい“神がかり的ステルス体質”を持つ健二は、ただ静かに、かつて自分を救ってくれたヒロインの恩に報いたかった。
「見返りなんていらない。彼女が笑っていてくれれば、それでいい」
そう思っていた。最初は。
でも――。
「やっくんは、誰にも見つからないまま終わっていい人じゃないんです」
「与えられっぱなしじゃ落ち着かないものね、私たち」
『これはただの恩返しではない。恩返しへの恩返しじゃ』
ちょっと待って、皆して表舞台に引きずり出そうとしてない?
誰にも気づかれなかった“恩返し”、ついに予想外の注目を浴びはじめる!?
黒子系主人公
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過剰に感謝してくるヒロインたち
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影から支援の学園ライフ!
じわじわハートに染みてくる、恩の連鎖系すれ違いラブコメ、はじまります。