安藤 優斗(あんどう ゆうと)は2年目の高校生活が始まる直前に両親が海外転勤する事を伝えられる。
家事など全くやった事がないのにいきなり一人暮らしを言い渡され、当然出来るわけもなく抗議の声をあげる。
そんな優斗のお世話役を、近所に引っ越してくることになった幼馴染の佐藤 彩音(さとう あやね)が名乗りを上げる。
「ご飯、掃除、洗濯、全部お姉ちゃんがやるよ。優斗君は私の弟なんだから、ちゃんと管理してあげるね!」
優斗を実の弟のように甘やかす彩音。
彩音を彩姉と呼び、実の姉のように慕う優斗。
そんな優斗だが、新学期の帰り道、1年生の下駄箱から出てくる彩音を見て、実は彩音が年下だという事実を知る。
「優斗君……お姉ちゃんは年下だけど、心はちゃんとお姉ちゃんだから安心して?」
姉という存在に憧れ、自分の事をお姉ちゃんと言い張る彩音。
そんな彩音に振り回されつつも、甘やかされ過ぎて、次第に「もう弟でいいや」と思い始めてしまう優斗。
これは年下の姉に甘やかされる、甘い日々の物語である。