※2024年3月7日にタイトルを変更しました。
旧)輪廻の旅の果てに少女は復讐に染まる
新)復讐に染まった少女は輪廻の旅の果てに……
その日、少女はすべてを失った――。
大好きな父親、大好きな友だち、大好きな育った村を大好きな母親の手で失った。
残されたのは幼い命と出会ったばかりの子猫のみ。
少女は誓った……すべてを奪った母親をこの手で殺すことを……こうして幼き頃のサクラは子猫を連れて復讐の道を歩むのだった――。
あの日から十年の月日が経った。
とある森で目覚めたサクラは夢を見た……自身が殺される夢を……。
最近よく見る夢……気に留めつつサクラは、共に過ごした白猫のクオンと共にとある町へと訪れる。
旅の途中で立ち寄っただけだったはずなのだが、その町に立ち寄ったことにより遭遇したトラブル、そしてとある人との出会いが、復讐に染まったサクラのその後――運命を大きく変えるのだった。