大学院で物理化学を専攻している綾波理々沙は同じ院生の加賀凌真と
付き合いはじめの恋人同士だった。
二人の友人の赤城由吉が修士論文でブラックホールの特異点を見つけ異世界に行く研究をすると言い出し、理々沙も由吉の影響でかねてから興味のあった錬金術で論文を書くことになった。
共同の研究室で実験中に何らかの原因で異世界に飛ばされてしまった理々沙は、気づくと「自分」ではなく三人で観たアニメ映画のキャタクターで断罪される予定の悪役令嬢になってしまった。
でも、せっかくの異世界なので特技を生かして楽しみながら生きていくことに・・・