前世、20年間を病室のベッドで過ごした「俺」は、動かぬ体の代わりに知識だけを蓄え、静かに息を引き取った。
だが目覚めると、そこは魔法と武術が支配する異世界。
だが、俺は生まれた瞬間に『能力値が低すぎる無能』として、国外の最果てへと捨てられてしまう。
—―彼らは知らなかった。俺の能力値が、鑑定眼が測定不能(オーバーフロー)を起こすほどに『高すぎた』だけだということを。
だが、産まれてほどなくして国外へ捨てられた「追放貴族」という裏設定の存在をかくいう、「俺」は知らなかった。
辿り着いたのは、人口わずか50人の飢えた弱小村。
そこは、自由な体を手に入れた俺にとって、最高の開拓地(遊び場)であり、最高の鍛錬場(遊び場)だった。
前世で読み耽った兵法、農法、建築学や武術。そして、チート固有スキルを携えた「俺」は、ついに11歳で村長になる。
飢えた村を救い、襲いくる盗賊を殲滅し、やがて、彼は「覇王」となっていく。
これは、かつて「何もできなかった」少年が、「何でもできる」少年となり、天下を獲ってしまう、そんな圧倒的な下剋上戦記。
「—―さて。今世は、自由に生きようか.....世界はmeに微笑んでいる...!」
【R15、残酷な描写ありは念のためです.....】