前世で妹を守れず、絶望の中で死んだ少年。
転生したシグルドは、今世の双子の妹にその面影を重ね、「今度こそ護る」と誓う。
“土の神童”と呼ばれるほどの力を持つ兄と、無邪気に慕う妹。
二人は穏やかな日常を過ごしていた。
——だがある日、妹に“危険な力”が目覚める。
その瞬間から、二人の日常は大きく変わり始める。
再び訪れる喪失の気配の中で、少年は力を求める。
すべては、妹を守るために。
忘れられた前世の記憶と因果に向き合いながら、少年はとある少女と出会い、やがて迫りくる魔王の脅威へと立ち向かうことになる。