『秩序と正義』は立場が違うと悪にもなる
「悪とされるのは、いつも“弱き者”だった。」
ほら、君のとなりにも神様はいるんだよ
神社に住んでいる少年＂神代 悠＂は、
ある日、異形な者に襲われました。
慌てて駆けつけた母は、迷う事なく
異形な者に『回し蹴り』を喰らわせたのです
異形な者が吹き飛び倒れた拍子に、
悠は転炎の焔に飲まれ、
八百万の神や妖が集う「幻世」の世界に
連れて来られてしまいました。
幻世は、忘れられた神々と弱き者達が住まう
本来なら、穏やかで平和な街。
悠と可愛い仲間が街を歩けば
あちらこちらに、見覚えのある妖が集い、
興味津々に近寄って来ます。
悠に与えられた家には、
至る所に暮しに纏わる
神々が呑気に生活しています。
しかし、とある神様から、
「悠は神の器だ」と言われました。
「神の器は特別なんだよ。器となる者は人と神の中間の存在にあたるんだ」
悠は、いつの間にか、神様同士の
諍いに巻き込まれて行きます。
弱き者の排除を望む神と
弱き者を守護を望む神
それぞれ神の思惑は違うけど
どちらも己の正義を持っています。
悠は、仲間と一緒に
幻世に集う弱き者達を守り、救うことを
心から願い祈った
「悠よ、己が欲を捨てよ『他者のため』に
心から願い祈れば、それは己が力となる」
穏やかで荒事が得意では無い悠は
神様達の諍いを治める事が出来るのか？
平和な幻世を守り、戦う事は出来るのか？
＊猫耳キャラもいます
＊ケモ耳のイケメン
＊小さき者が沢山
出てくる神様達は、中々個性的です。
ふふっと笑って頂けたら満足です。