「浄化の力を持つ聖女よ、どうか我が国をお救いください」
「......ねえ、それやったら、私に何か利点があるの?」
聖なる力を持つ姫巫女(略して聖女)の末裔サーシャの前に突然姿を現したのは、プラチナブロンドの髪を持つ美しい王子様だった。
しかしサーシャの曾祖母は先々代の女王から「お前のその力なんて不要だ!」と言われて、西の森に追放された過去を持つ。
おかげでサーシャは、森の中でひっそりとあばら家暮らしを余儀なくされている。
そんな扱いを受けているサーシャに、どの面下げてそんなことが言えるのか。
そんな不満はあるにしても、聖女の末裔であるサーシャは、嫌々ながらも王都にて浄化の義を行うことにする。
胸に秘めた想いをそっと隠して──
これは自称イケメン種馬王子があまのじゃく聖女を下ネタと勇気と真心で口説き続けるお話。
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※過去に投稿していた作品を改題、加筆修正して投稿しています。