未来の王妃として厳しい教育を受けてきた公爵令嬢、エレノア。
しかし婚約者である第一王子ルイは、彼女ではなく妹のシャーロットを選び婚約破棄を言い渡す。
さらに王家が望んだのは、王妃教育を終えたエレノアが「側室」として妹を支えることだった―――。
努力も人生も否定されたエレノアだったが、婚約破棄直後、宗主国・帝国から使節団が訪れる。
帝国の皇太子カイゼルが望んだのは、妹ではなくエレノアだった。
黒髪に似合わない、王族の金色を纏わされていた令嬢が、帝国で本当の色と居場所を見つけていく、異世界恋愛ファンタジー。