王太子ユリウスの婚約者の一人に選ばれたエリーゼは、王太子妃としての教養を身につけるため、城でレッスンを受けることになった。
城で受けるレッスンは厳しく、心が折れそうになるが、意気消沈しているエリーゼの前にユリウスが現れる。
毎日会いに来るユリウスに、次第に惹かれていくエリーゼ。しかし、自分はたくさんいる婚約者の中の1人だと思い悩んでしまう。
対してユリウスは、公務の時間を変えてまでエリーゼに会う時間を捻出するほどだったが、エリーゼに思いを伝えられないでいた。
レッスン最終日、ユリウスと出会った場所を訪れて、これまでのことを思い出していたエリーゼの前に、雨に濡れたユリウスが現れるのだった。
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婚約者の1人でしかないと苦しむエリーゼと、エリーゼが好き過ぎてなかなか思いが伝えられないユリウス。ユリウスの思いが溢れ気味です。
※この作品はNolaノベルにも掲載しています。
ESN大賞6, HJ大賞5, アイリスIF4大賞, 異世界ファンタジー, 異世界, Thanks20th, 王太子