人生逆行!?
元底辺Jリーガー鳴瀬神児、
相棒と二人でW杯を目指します!!
J3のサッカー選手鳴瀬神児は引退した翌日、14年前の世界にタイムスリップする。2022年4月1日、たび重なる怪我が原因で引退することとなった神児は親友の司と地元のスポーツバーで二人だけの引退パーティーをしていた。ちょうどその時、カタールW杯の抽選会で日本が優勝候補のスペインとドイツがいるグループEを引き当てるのを知ると勢いに任せて泥酔する。翌朝、目を覚ますと二人は小学六年生の体で14年前の2008年の世界にタイムスリップしていた。そこから神児と司の二度目のサッカー人生が始まる。実は神児の親友の司は将来を嘱望された天才サッカー少年だったが、15歳の時、試合中に負った怪我が原因で二度とサッカーのできない体になっていた。だがその悲劇が彼をサッカーの鬼にさせていた。司のタイムスリップする直前の肩書はJ3のプロサッカーチーム、八王子SCユース監督兼トップチームのチーフアナライザー(分析官)だった。『5レーン』、『ゲーゲンプレス』、『疑似カウンター』、『ポジショナルプレー』、現代の最新の戦術と知識で日本のサッカーシーンを無双する二人。舞台は全小(全国小学生サッカー大会)から始まり、クラブジュニアユース、クラブユース、関東大学1部リーグ、天皇杯、J1、EPL(イングランドプレミアリーグ)へと上り詰めて行く。二人が目指す場所はただ一つ。それはW杯の舞台だった。人生やり直し青春サッカー小説『フットボールのギフト』。W杯に向けて、今、鳴瀬神児と北里司の挑戦が始まります。尚、こちらの小説は「カクヨム」、「アルファポリス」にて発表中の作品の転載になります。
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