冷遇される皇女は帝位を目指す。その果てにあるのは愛か、罪か――。
ブルグントの第一皇女ユーリアは、至高の身分にありながら、両親の関心をほとんど受けずに育った。
孤独な日々の中で、彼女は父の愛人の子であるニコラウスと寄り添い、慰め合うように過ごす。
母よりも、父の愛人に心を向ける少女の傍らには、常に異母兄ニコラウスの笑顔があった。
だが、同母兄である皇太子エーミールの突然の死が、二人の世界に静かに影を落とす。
空位となった皇太子の座を巡り、嫡子ユーリアと庶子ニコラウスは、愛と権力の狭間で揺れ動き、
同母兄を喪ったユーリアに更なる悲劇が襲う。
そんな中、母の筆頭侍従ユラン伯の助けを得、
ユーリアは生き延びるため、自らの地位を獲得するために動いていく。
帝位を目指す果てにあるものは何か。
皇女ユーリアの見るものは何か。
彼女は歴史を動かせるのか。
中世ヨーロッパ(15世紀)の世界を舞台に皇女ユーリアの生涯を描く。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
※カクヨム様先行連載中です。
R15, 残酷な描写あり, シリアス, 女主人公, 西洋, 中世, 群像劇, 身分差, ヒストリカル, 陰謀, 主従関係, 愛人, 兄妹愛, 宮廷
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