王立学園三年生の夏、公爵令息のユースタス・ペランは忽然と消えた。公爵家が手を尽くした大捜索にも関わらず、その行方はわからないまま五年七カ月後、偶然発見された彼は、記憶を失い平民として生活していた。
奇しくも同じ時、隣国でデザイナーとして成功した侯爵令息カミーユが帰国する。仕事のためと言う口実で女装しているが、彼の中身は昔から女性だった。そしてユースタスに想いを寄せていたが、彼の失踪をきっかけに国を出たのだった。
しかし、戻ったユースタスには平民の妻子がいた。
ユースタスはなぜ消えたのか、なぜあの時に発見できなかったのか? なぜ記憶喪失のまま平民として暮らすことになったのか?
二人が戻ったことで、止まっていた王立学園時代の仲間の時間が動き出す。
*短編、『僕はずっと仮面を着け続ける』の七年後の物語です。前作を読んでなくても大丈夫ですが、読んでいただけると人間関係がより分かりやすいです。BLの要素は少しありますが、ストーリーの軸ではありません。
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