環境調査会社で働く若手社員の土岐 紡(ツムグ・24歳)は、現場での事故から謎の白蛇を庇い、異世界へと転移してしまう。
彼に宿ったのは、対象の持つポテンシャル——「進化の系統樹(枝)」と、それに必要な「理想の環境」が視えるスキルだった。
この世界では、モンスターの進化は「第3段階」が限界だと信じられている。
強さだけを求める勇者は、3段階目で進化が止まったモンスターを「ハズレ枠」と呼び、次々と不法投棄していた。
(勇者が誇らしげに連れているエリートモンスターたちですら、ツムグの目には進化の枝が『3本』しか視えない)
しかし、ツムグのスキルは真実を告げていた。
勇者に捨てられたモンスターたちには、誰も知らない「4本目、5本目の進化の枝」が確かに存在していた。
ツムグは、オネェ言葉で喋る怪鳥(ハシビロコウ)を最初の相棒とし、捨てられた動物たちのための究極のビオトープ作りをスタートさせる。
のんびり土いじりを楽しみながら彼らを甘やかしていると、極上の環境でエネルギーを満たした動物たちが、次々と覚醒していき——!?
これは、動物と自然を愛する青年が、勘違い勇者の捨てた動物たちをのんびり育て、結果的に世界最強の生態系を作り上げてしまう物語。
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