ねぇ、教えて。
愛とはどうして、こんなにも苦しいの──?
精霊の彼女からもたらされる愛に、少女は段々と思いを寄せていき、次第に『愛する』とはなんなのか。考えるようになる。
家族を愛することはできる。それは優しく、落ち着くような温もりだ。
けれど、この胸に渦巻く情熱と、波打つ波濤はなんなのか?
愛はお日さまのように温かくて、心を落ち着かせて穏やかにしてくれる。だって、彼女が隣にいてくれたのなら、温かくて、眠たくなってしまうはずだから。
だから、よくわからない。
わたしの知っている『愛』は、そういうものだから。
家族を大切に想って優しく触れることが愛で、それとは違う愛があるのだと言うのなら。
それもわたしが感じている愛と同じ愛ではないのか?
わからない。
その愛が、愛でないはずがないから――。
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