【第三章のあらすじ】レイは18歳の冒険者。日々「ゴブリンの穴」で修行を積んでいたが、ある日ダンジョンで目覚めると、体調が驚くほど良く、なぜ寝ていたのか記憶がなかった。実は、彼は惑星探査員との事故で致命傷を負い、体内にナノボットが埋め込まれていた。ナノボットが体を修復し、自己意識を持ち始めたナノボットと初めて会話をする。
その後、レイは、ナノボットのお願いでレアメタル採取するために鉱山に行くことになるが、ナノボットの影響で驚異的な身体能力を得る。
レイには信じられないのオンパレードだった。しかしこんなものでは終わらなかった。レアメタルを加工しレイの体の中でナノボット工場を作りどんどん増殖していくナノボット達。
ここから冒険者レイの怒涛の人生が始まった。ナノボットのアルの力で「ゴブリンの穴」を周回出来るほど強くなりオークすら倒せるようになった。ただし幼い頃の謎が解明する度に新たな謎が出来ていく。その謎を解明するため、旅に同行させて欲しいとセリンの町に来たハーフエルフと獣人にお願いをした。旅先での経験はレイを更に強くした。いや、旅先で新しい素材を手に入れたナノボットが新しいシステムをバンバン組み込んで来て勝手に強くなっていった。
ドタバタ劇が続く中、一行は神殿へと到着し、レイは精霊の試練を受けるために神殿の奥へ進む。神殿の奥には、なんと宇宙船の部品が御神体として飾られており、アルは「宝の山だ!」と大興奮。レイはチップを飲み込むなど、次々にアルの指示を受ける。やがてエネルギーコアにたどり着いたレイは、コアの異常を修復するために奮闘し、「これ、怒られるやつだろ…」と不安を抱えながらも、神殿の御神体を使って修理を試みる。
修理が終わり、コアが安定したかと思いきや、突如現れた精霊がアルに感謝の贈り物を授け、アルは長い再起動に突入。レイは魔力を使い果たして倒れてしまう。輝きを取り戻したコアを見た神殿長は「聖者が現れた」と厳かに宣言。果たしてアルは無事再起動するのか?そして、聖者として認定されてしまったレイの運命はどうなるのか?
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