余命三年。仕事も辞めた。二十九歳、無職。
一縷の望みをかけてコールドスリープに入った星明(ホシ・アキラ)が目を覚ましたのは、なんと三千年後の宇宙だった。
人類は機械生命体の化け物と星間戦争の真っ最中。
そして目覚めたアキラの目の前にいたのは、その最強生命体兵器である銀髪の美少女。
「おはようございます。突然で申し訳ありませんが、貴方には私に乗ってこの星域から脱出してもらいます」
「……へぁ?」
なぜか彼女はアキラにしか動かせない。
なぜか彼女はアキラにだけめちゃくちゃ懐いている。
流れ着いた先は人類側の帝国軍。敵の兵器を連れていると知られれば即処刑。
「これ、うちの新型です」
なんと通った。
かくして人類最弱と査定された日本人のアラサー無職は、最強の美少女兵器を抱えて星間戦争を無双する。
ついでに彼女は無表情のまま好意が駄々洩れである。
たぶんきっとそんな物語。
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