5年前、突如始まったゾンビパンデミックは、1年も経たずに終結した。
動き出した死体は、その腐敗に耐えきれずに崩れて行ったが、それよりも早く人類が減っていった。
文明を維持できなくなった人類は、その象徴である都市を放棄せざるを得なかった。人の多い場所は、それだけ多くの死者が居たから。
都市を失った後、人々は細々と集落を作り、ただ生き延びた。
そのひとつのコミュニティに所属する"ベゴニア"は、人類が捨てた後に、腐敗によって大気汚染の進んだ、虫と胞子が住み着く「旧市街」に使える物資を取りに行く回収員として生きている。
そんな中、旧市街に人型の謎の生物「タネ」が現れる。
置いてきた過去の記憶と、それでも捨てられなかった願いの為に、それぞれの光へ進む。
SFダークファンタジー。
R15, 残酷な描写あり, 終末世界, ポストアポカリプス, 終末サバイバル, 崩壊都市, 虫, バイオSF
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