神が滅びた世界。人の死に際に現れ、哀しみを切り取り浄化する存在――ヴァルキュリア。
ルナとミスト。
ある夜、少年ルークはその光景を偶然目撃する。白のヴァルキュリア、ミストは秘密を守る約束と引き換えに、一枚の白い羽根をお守りとして彼へ渡し闇へ消えた。
再び彼女に会うことを願い、ルークは世界を旅し、やがて哀しみが最も渦巻く戦場へ自ら身を投じる。
恐怖と絶望を乗り越え、猛将として名を上げながらも、その想いが届くことはなかった。
そして人生の最期、彼は気づく。
自分が抱いていたのは哀しみではなく“希望”だったのだ。希望が絶望へと変わるその瞬間、ようやく生まれた深い哀しみは、ミストによって切り取られ『哀』の結晶へと変わる。
神なき世界で紡がれる哀しみの連鎖。
これは……『哀』の物語だ。
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