クリスマスイブの夜、魔女の一族は滅んだ。
家族を殺したのは、血を分けた三人の魔女。
彼女たちは自分たちの生家である「月詠家」に代々伝わる神器を奪い、家に火を放ち、すべてを灰にした。
生き残ったのは、たった二人の幼い兄妹──
冷静で頭脳明晰な兄・宵(ヨイ)と、天才的な運動能力を持つ妹・彗(スイ)。
「月詠の魔女も、もう終わりか……」
炎に包まれた家を前に、宵は悲しく呟いた。
しかし彗は月を見上げ、静かに笑った。
「まだだよ。月詠の魔女は──まだ、生きてるよ」
そう──彗は、諦めていなかった。
たった二人になってしまったが、絶対に月詠家を復活させると彼女は満月に誓っていた。
月詠家の魔法は強力な神器によって発動される。
・姿を自在に欺く《満月鏡》
・身体能力を強化する《新月刀》
・言葉を「真実」として相手を操る《三日月ノ玉》
悲劇から10年後。
裏切り者の三人の魔女は、神器の力を使い裏社会に名を轟かせていた。
一方、成長した兄妹が選んだ神器奪還の手段は、正体を隠した“怪盗”だった。
奪われた神器を彼女たちから取り戻すため、“怪盗Witch Phantom”は彼女たちに予告状を叩きつける──!
これは──
復讐から始まる、怪盗×魔女×兄妹の物語。
月の光が照らす夜。
怪盗に盗まれるのは宝か、それとも──運命か。
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