結婚初夜――。
夫であるオディロンにすっぽかされたジェラルディーナは、一週間後さらに信じられないものを押し付けられる。
それは、夫と愛人の間に生まれたばかりの双子と、崩壊寸前のスフェレライト公爵家だった。
食糧庫は空。
使用人たちは痩せ細り、
領地経営は三年以上も放置。
しかも夫は双子を置いて再び失踪してしまう。
けれど、見捨てることなど出来なかった。
前世で98歳まで生きた記憶を持つジェラルディーナは、双子を育てながら、公爵家と領地の再建を決意する。
使用人をまとめ、
埋もれていた書類を整理し、
崩壊した領地の現状を調べ始めるジェラルディーナ。
そんな彼女のもとへ、兄ラルフリードと第二王子エリオットも現れ――。
「旦那様は公爵家がいらないようなので、私がいただいても構いませんよね?」
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