『わくわくwack×2フラーグ学院 箱庭編』『欺瞞と謀略編』より
量子コンピュータの六基の制御AIへ、六尊の菩薩の魂入れ儀式を行なったスピリチュアルに傾倒している『円城寺博士』は、オンラインで量子コンピュータを利用出来る組織を立ち上げた。そして、利用希望者にシミュレーション仮想世界『箱庭』を創らせて審査を行ない、選定するという荒唐無稽な条件を提示する。
夫のロボット工学研究室でパートとして働く『吉家かるら』は、二次創作が公式に認められている乙女ゲーム『わくわくフラーグ学院』が、『箱庭』の雛形に最適だと思い付く。しかし、わくわくフラーグ学院のゲームプロデューサー『秀島相一』に、とんでもない要望を出されてしまう。
紆余曲折を経て完成した『箱庭』は、吉家かるらが亡くなった姉への『ある願い』を忍ばせていた。
審査が通った『箱庭』の経過観察発表会に、美しい青年が紛れ込み傍聴していた。その青年は円城寺博士に、博士のAIが犯した罪を告げ、腐敗した官僚を陥れる策を授ける。
円城寺博士が策を実行し官僚達を公安へ引き渡すと、超自然観測・対策を請け負う『江環島』と名乗る男が現われる。
読み進めて「思てたのと違う」とならないように、箱庭編と謀略編のあらすじを掲載しています。異世界コメディとSFファンタジーの落差が大きく、急転します。転生が詳らかになると収束します。よろしくお願いします。
アルファポリスに投稿しています。
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