――Vtuberには、なれなかった。
大手Vtuber事務所・VSPのオーディションに落ちたコミュ障少女、遠藤アオ。
彼女には、プロの運営スタッフすら一瞬黙らせるほどの“超一級品の声”があった。
けれど、人前に立つと、その声は消えてしまう。
そんなアオを拾い上げたのは、VSP運営の清白芽衣花だった。
しかも、タレントではなく運営スタッフとして。
配信素材、告知文、権利確認、個人情報管理、炎上対応。
華やかな配信画面の裏側は、今日も胃に悪い仕事でいっぱいだった。
なぜ、超一級品の声を持つ彼女が、裏方として選ばれたのか。
――清白が見ていたのは、その声だけではなかった。
臆病で、すぐに怯え、何度も立ち止まってしまうアオ。
だが、その一歩を踏み出せない性格が、誰もが流した小さな違和感を拾い上げていく。
自分の声を届けられない少女が、誰かの声を守る側になる。
Vtuber業界の裏側で、ぷるぷる震えながら奮闘する、お仕事青春コメディ。
※第1章「VSP炎上編」完結済み。
現在、第2章「タレントとの邂逅編」更新中。
BWK大賞1, ギャグ, 女主人公, 職業もの, 日常, 青春, お仕事, VTuber, 配信, 事務所, 裏方, 炎上対応, コミュ障, 百合, 成長
:1週間以内に投稿された新規作品