音楽を、やめなかっただけだ。
三人組バンド Snow flakes(スノーフレークス)。
理由も、約束もない。
成功の保証もない。
それでも、音を出すと分かってしまう。
この三人でなければ、
鳴らないものがあるということを。
日常の隙間で重ねた音は、
やがて外の世界と触れ合い、
人との距離や、言葉にできない感情を連れてくる。
選ばなかった道。
声にしなかった想い。
それでも、音だけは残り続けた。
続けると決めたのは、
覚悟ができたからではない。
やめる理由が、なかったからだ。
これは、
夢を追いかける物語ではない。
音を手放さなかった時間の物語だ。
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