異世界?テンプレ?魔王?そんなの知ったこっちゃない空気の読めない女主人公の孤高のグルメ旅
勇者の一言で、平々凡々な元女子高生・松本ほのか は居場所を失った。
「悪いが、お前は今日から勇者パーティを抜けてもらう」
いい人すぎる勇者は仲間の意見に流され、私を解雇する決断を下してしまう。
協調性がない。自分勝手。戦闘中に飯のことばかり――。
嘲笑と煽りに背中を押され、私は銀貨数枚だけを握って王都へ放り出された。
剣も魔法もできない。異世界の文字も読めない。
持っているスキルは、ただひとつ――絶対味覚。
一口で素材も火加減も香りの正体も見抜く、“味の絶対音感”だけが彼女の武器だ。
言葉が通じない。メニューも読めない。スマホは圏外。
それでも腹は減る。なら、食べて生きるしかない。
裏路地の怪しい飯屋、セルフ収穫必須の危険食材、偏屈な職人たち。
逆境すらスパイスに変えて、ほのかは今日も異世界グルメへ突撃する――。
これは、勇者になれなかった少女が、胃袋だけで世界を攻略していく物語。
腹が減った‥
さぁ‥ご飯の時間だ
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