時は三国時代の中期から末期。劉備と孫尚香の間に生まれた架空の人物|劉徳《りゅうとく》幼名、阿義《あぎ》|が登場する。劉備の死後、長男の阿斗が後を継ぐが、彼は皇帝としての器に欠けていおり、蜀漢の運命は揺ぐのであった。各国は自らの地位を確立したが、その裏では後継者争いやクーデター、裏切りが絶えなかった。
かつての英雄たちが去った後の時代――
王朝の綻びと共に広がる、政変、裏切り、忠義の葛藤。
この物語は、滅びへと向かう蜀の命運の中で、たった一人、未来を切り拓こうとする若き皇子の戦いを描いた、希望と覚悟の記録である。
*この作品は去年執筆を始めた劉徳伝の改定版です。完結させることに重きを置いているので、投稿頻度はばらつきがあります。
*この物語は三国志演義に準拠していますが、ところどころ独自の解釈と、フィクションが含まれます。
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